10年ほど前になるだろうか、ガチンコファイトクラブというTV番組が放送されていた。
どうしもうない落ちこぼれの不良たちをボクシングファイターとして更生させようという番組だった。
「この後、とんでもない出来事が~!」というナレーションでCMに入ることでも有名で、俺はこの手法にいつもイライラさせられていた。
吃音者ながらにTV局へクレームの電話を入れたこともある。
最初の一言を発せられず、無言が数秒続いたところで電話を切られてしまったが、そのくらい俺は怒りを感じていた。
なんで続きをすぐに見せてくれないのだ!?
そりゃCMの間にチャンネル変えられるのはまずいとは思う。
だがそれは、広告主とTV局の問題であって、それをユーザーに負担させることは間違っている。
ネットの巨人googleは「邪悪になるな」というモットーを頑なに守り通しているらしいが、TV局にも見習ってほしい。
TV局は邪悪になりすぎている。
そのツケがネット広告の進出によって、大きな膿となって表れているのではないかと思う。
あの時、ファイトクラブを邪悪な手法でユーザに負担させていなければ、おそらく今もTV局の天下だったのではないだろうか?
映画青い鳥の阿部寛演じる吃音先生のように澄んだ心でユーザーに接するべきだったのだ。
吃音を克服できた
吃音者のような汚れなき心で邪悪な考えを一切持たずに。
しかし、TV局は吃音者になりきれなかった。
これ以上ディスるのは、TV局の存亡にかかわる可能性が高いため、ここで一旦筆をおくことにする。
おっと、誰か来たようだ・・・。それでは。
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